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●超簡単、小型パイプオルガンを作ってみよう。11

電磁弁の加工

さていよいよこのオルガン製作の特徴の一つである電磁弁の加工に移るわけである(電気アクションと呼ぶ)が、これを使用することによって、midiによるキーボードの使用と自動演奏が可能になるわけである。

機械アクションの場合は、基本的に鍵盤作りとか、カンツエレ作りとか、熟練した木工技術が要求される。しかしどうしてもハンダ付けや電気が苦手という人のために、私自身が発見した方法(違うかも知れないが)の古いリードオルガンを利用しての機械アクション(ダイレクトアクション)を簡単に説明しておこう。(機会があればあらためて紹介しようと思うが)

リードオルガンというのは、パイプオルガンとは逆に空気を吸い込んでリードを鳴らし演奏する楽器である。ストップなしのリードオルガンが手に入ったならば、リードを全部外してしまい、空になったリード室を空気の通り道(カンツエレ)として使うわけである。オルガンの風箱に空気を送り込み、吹き出し式のウインドチェストとして使用すれば鍵盤を押したときに、ピットマンポール(スティッヒャー)が押し下げられ、その下の格子口(パレット)が開き空気が流れるわけで、リード室の入り口が空気の出口となりそこにビニールチューブを繋ぎ、前述のウインドチェストの上板の下に真鍮パイプを打ち込み、ビニールチューブと連結させれば、理屈の上では簡単に一列のオルガンを製作することが可能となるわけである。

この方法だと、中古のパイプと中古のリードオルガンさえ手に入れば「超々簡単なパイプオルガンの作り方」となる。

マグネット、パレット、ダイオード

イギリスより電磁弁、パレット、ダイオードを取り寄せ、右のように加工しますが、個人で輸入する事は難しいので、当方が右のように加工したものを一個1,300円程度でお譲りする事ができます。
というのは、いろんな種類の電磁弁が出ているので、適当なものを探すのは難しいためです。

マグネット図解

電磁弁にはダイオード(1n4007)をこの図のように取り付ける。49個の電磁弁に2個づつ取り付けるので100個近く使用することになる。

マグネット調整

電磁弁は磁石部分とレバー部分のギャップを1mm~2mm程度保つようにペンチを使って修正する。
後ろのスプリングの上部は心持ち上に曲げスプリングのテンションを、やや強くしておく。

角度調整

電磁弁をウインドチェストにセットする前に、レバーの角度をプライヤー等で調整しておく。

角度の合成

電磁弁を取り付ける際、電磁弁のレバーが本体のやや下になるようにする。
左はつきすぎ、真ん中は離れすぎ、右の写真がちょうど良い。
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